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執筆者の写真drmizunosmilechild

RS感染症にご注意を

おはようございます 昨夜は久しぶりにジムにいって思いっきり汗を流しました。

そのあと、お寿司をいただき元気いっぱいの土曜の朝を迎えております。

(こちらは写真を撮り忘れたので参考写真です。)

今日はRSウイルスについてお話ししたいと思います。

というのも、最近とても多く外来にもよく来ているからです。

RSウイルスは大人では鼻かぜですが、小さいお子さん(とくに1歳未満)では呼吸が苦しくなることもしばしばあります。

乳幼児とより年長の小児がいる家族では流行期間中に家族の半分が感染するといわれています。ウイルスを家庭に持ち込むのは軽いせき・はながでるようになったお子さんです。

RSウイルスへの対策としては:大原則として人ごみをさける‼︎

保育園に上の子の送り迎えのとき

赤ちゃんをつれて上のお子さんを送り迎えするときには赤ちゃんをだっこしてあげてください。

ほかの鼻を垂らしたお子さんに”赤ちゃんだ!!かわいい・・”とさわられると赤ちゃんにウイルスを撫でつけられているかもしれません

(このウイルスは鼻汁にもたくさんでてきます)

ですので、家族に鼻かぜ?とおもわれる方がいらっしゃいましたら、

手洗い・鼻かみ後の手洗い・うがい・近寄るときはマスクをしていただくとよいでしょう。

禁煙も重要です。煙草の煙はせきをひどくします。

たばこを吸われる方もご自分がせきがひどくて苦しいときは一時やめたり、へらしたりしますよね。

家族の方の具合がよくないときも同じように考えてくださいね。

もうすこしつっこむと煙草を吸われる方が家族にいると、RSウイルス感染が重症になりやすくなります。

するとおちついてからも風邪をひくたびに、夜ぜいぜいして苦しくなることがふえます。

結果として、ご家族が夜間診療や救急に連れていかなければならなくなるので、ご自分に降りかかってくるわけです。たばこはやめましょうね!!愛する家族のためですよ~

風邪をひいている人がいるとき

ドアノブやおもちゃはアルコールで消毒するとよいでしょう(このウイルスはドアノブやおもちゃなどに付着してから4-7時間は感染性があります)

0-2歳までのおこさまがいる場合

お子さんと接する人はマスクを着用しましょう。

咳などの症状がある人は0-2歳の乳幼児にできるだけ接触しないようにしましょう。

保育施設:おもちゃ・ドアノブの消毒をお願いします。

医師国家試験でもこのウイルスは冬に流行するというキーワードで出題されていましたが、最近は7月から流行します。季節感がなくなりました。

さきほども書きましたが・・このウイルスのやっかいなところは、気管支炎や肺炎になると年3回以上ぜいぜいと繰り返したり、喘息といわれることが増えることです。つまり小学生の中学年くらいまでは影響を引きずることになるのです。

さて、不安を強くする難しい話はこのあたりにして・・心温まるコメントいただきました!

 

今週1歳半の咳の娘を診察して頂きました。 春から保育園に入ったばかりの娘は病気ばかりで帯状疱疹や

8月だけで4回の発熱等、本人はもちろんかわいそうなのですが

度重なる 看病や病院通いで母親の私も疲労・気分が落ち込んでおり、 咳だけで受診するのもどうかと思いつつお伺いしたところ、

水野先生にとても 心温まる診察・言葉をかけて頂き、ふさいでいた心がとても軽くなりました。 念を送って頂いた先生は初めてでしたが(笑)。そのおかげか娘も回復傾向にあり 私も気持ちを持ち直すことができました。またお目に機会があればよろしくお願い致します。 み)ありがとうございます!!

うーん・・念を送ったというか・・・

「お母さんはとってもあなたのことを心配しているんだよ。だから、かぜひかないようにがんばるんだよ!」とおでこをつけてお話ししたのです。

よくやりますよ。

お母さんの気持ちをしっかりとお伝えすることも元気になるお薬だとおもっています。

入院中のお子さんにもハグしたり、おでこをつけて早く元気になっておうちに帰ろうね・・といっています。

大丈夫かなと不安を感じたお母さん・・・

しっかりと診察して病気の説明・薬のお話しをしてからの話ですからね。安心してくださいね 今日も皆様にとっていいこと、素敵なことがいっぱいありますように!!

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