都市伝説のように、哺乳瓶をつかった赤ちゃんは乳首で混乱する!!というお話を見聞きします。
人工乳首(哺乳瓶)を使ったら、赤ちゃんは直接、お母さんのお胸からおっぱいをあげようとしても混乱して泣き叫んでしまう。乳頭混乱ということばで説明されていることもあります。 しかし、もしも、医学的な理由で人工乳が必要なときに哺乳瓶であたえたことがあったとしても、
お母さんのお胸からおっぱいを飲むことはできます。
その時点でおっぱいが出なくなっていたのではこまりますので、
おっぱいがでるように維持しましょう
(具体的には搾乳をしておっぱいをだしますーもちろん、このおっぱいは赤ちゃんにあげられます)。 おなかがすいて泣いている赤ちゃんの口におっぱいをいれれば、
チュチュとすうだろうと考えがちですが、そうもまいりません。
また、お母さんとしては直接、おっぱいを飲んでほしいので、
開いた赤ちゃんのお口におっぱいをねじ込もうとすることもあります。 このように、お母さんがなんとか飲ませようと躍起になると
赤ちゃんは火が付いたように泣いてしまうこともあります。
無理やり口の中に入れられるのはとても嫌なこともあるのです。 ではどうすればよいでしょうか? お母さんはリクライニングチェアに快適にすわり、素肌のお胸に赤ちゃんを抱いてあげましょう。
ちょうどこの図のような感じになります。
授乳のタイミングは
おなかがすきすぎて暴れている状態よりも、まだ起き始めたくらいの状態のほうがよいでしょう。
ふれあいながら、赤ちゃんの名前を優しく読んであげたり、背中をさすってあげてもよいでしょう。
これはベビータイムとよび、大人でいえば、食事がテーブルにならぶ前のおしゃべりのようなものです。
このベビータイムがとっても大切なのです。
お母さんのお胸に抱かれていると、おっぱいのにおいがしてきて
なんとなく口をぱくぱくし始めます。
なかには首をふって自分で吸い付く赤ちゃんもいます。
自分で吸い付こうとする赤ちゃんをちょっと手助けしてあげると上手に吸い付くこともしばしばあります。
離乳食もおなじですが、お母さんが食べさせよう、なんで食べないの!?と
いらいらしながら与えていると、お子さんも嫌になってしまいます。
ゆったりと落ち着いて赤ちゃんとのふれあいを楽しみながらやってみましょう。 今日のポイント
*母乳分泌を搾乳でしっかり維持しよう
*ベビータイムを大切にしよう
*おかあさんのゆったりした楽しい気持ちも大切です
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