薬学生さんが来てくれました
- drmizunosmilechild
- 2016年10月21日
- 読了時間: 2分

おはようございます 昨日は当直の合間をぬって日本薬学生連盟副会長の中川さんとお話しさせていただきました。
薬学部の学生さんです。(写真のかたではありません)
とても熱心に話を聞きたいとアプローチしてくださり、今日お会いすることができました。
日本中の薬学生に有用な情報を伝えたいと記事を作成されているとのこと 素晴らしいです 薬剤師が妊婦さん・育児中のお母さんにできることはなにか・・と
いうことを問うていらっしゃいました。
ひとつは医師が授乳中の女性に”この薬を飲んでいる間は授乳しないでください”といったとします。その女性は薬局にいき薬剤師さんに質問します ”薬をのんでいる間は授乳しないようにいわれたのですが、
うちの子、哺乳瓶のんでくれないのです。どうしたらいいでしょうか?”
その薬は実際は授乳中にも安心して使える薬かもしれません。
もしそうであればどのようにその情報を伝えるか・・
処方された医師の顔も立てながら、
かつ、その女性が安心して薬を飲みながら授乳を続けることができる・・
病院にいく ほぼイコール薬をもらう ということになります。
そこで薬剤師さんは患者さんとファイナルコンタクトをとる。
そこで修正できなければその患者さんは不利益を被ることになる。
薬剤師さんの役割・チーム医療における立場を考えるととても重要で、
決してAIに変わられることのないやりがいのある仕事だと思いますよ・・とお伝えしました
最後は”こころ”です。
そんなやりとりをしている間に救急外来で診察したきょうだいが近くにやってきました。
何度もわたしの前を通り過ぎるので、
手をひろげておいでポーズをしたら走って飛び込んできました。 ふたりともにハグ! 早く元気になってね!! 今日も皆様にとっていいこと、素敵なことがいっぱいありますように!!