感染性胃腸炎の対策
ヒトからヒトへの感染力は極めて強いため東京都ではとてもふえています。とくに江東区はものすごい勢いで増えています。昨夜の当直でもお二人おうとがとまらないということでいらっしゃいました。
感染すると1~2日の潜伏期間があり、嘔吐、腹痛、発熱、頭痛、筋肉痛、ときに下痢がおこります。
症状がなくなった後も、一週間ほど(長い時は一ヶ月ほど)は便中に排出されるため、二次感染の注意も必要です。
感染性胃腸炎に対しては特効薬はなく、脱水症状にならないように水分(OS1など吸収されやすいもの)の補給を行います。加えて吐き気止めや整腸剤などの対症療法が一般的です。
胃腸炎のウイルスは、乾燥に強く感染者の吐物やトイレの飛び跳ねの糞便からも感染することも考えられます。空中に舞う事でドアノブや手すり、キーボード、カーテン、日用品、床など人の手指が良く触れる場所にも付着しやすいようです。
対策としては室内の換気をし、手指の洗浄をこまめに行い、手指の触れる事の多い部分を消毒しましょう。
感染者の嘔吐物の処理には飛び散りや後処理で感染しないようにマスクやエプロン、手袋(2重)などを着用して十分気を付けて行って下さい。 二次感染を防ぐためにも嘔吐物の処理後の床、嘔吐物を入れた容器など殺菌や消毒を行ってください はやくこの嵐がやむをことを願っております。そして・・・ 今日も皆様にとっていいこと、素敵なことがいっぱいありますように!!