昨日ひよこクラブ3月号の取材を受けました。
母乳じゃないと心・体がちゃんと育たないの?、卒乳、断乳について・・などなど
記者の方から聞いたお話だと、
*いまだに1歳で母乳はやめる
*保育園にはいる=卒乳・くすりをのんだら断乳・・・などなど
都市伝説がはばをきかせているようです。
それもママ友や実の母親からちくっと一言いわれることもたくさんある・・
ぜひみなさんにいいたい・・
おっぱいで我が子を育てることは哺乳動物として当然のことであり、
それは母親とこどもが中心にあるべきもの。
周囲の価値観を押し付けないでください。
お母さま方も周囲の価値概念(セントラルドグマ)に従わなければならないとは思わないでください。
もちろん医学的に母親とこどものためにならないことはわたしたちも伝えますが、
それは価値とか概念ではありません。
その場合も母親が主役です。
つまりお母さんのお気持ちをしっかりとお聞きして、
共感したうえで医学的に必要な事柄をお伝えしなければなりません。
医療者からの押し付けもあってはならないものです。
いまPFCC-患者・家族を中心としたケアーの重要性が高く認識されています。
母乳育児はまだまだ周囲が中心の要素が多いように感じます。
また母乳育児は哺乳動物としての本能的な要素もあります。
何時間あけないといけないとか何分で切り替えるとか、
絶対にゴリラやオラウータンはやりませんよね。
数字にとらわれ、周囲の価値概念にとらわれながらの母乳育児はつらいことも多いと思います。 どうぞ楽しく母乳育児ができるよう周囲のみなさま・・暖かくみまもってください! 今日も皆様にとっていいこと、素敵なことがいっぱいありますように!!